主食用米として検討されながら、試験が中止になっていた「中国81号」は酒造適性試験を重ね、平成6年「土佐錦」として生まれ変りました。その特性は、大粒で吸水性が良く、粗タンパク質含有量が低いため、酒造適正米に優れています。また、雑味がなく、酸やアミノ酸が少ない淡麗辛口の土佐酒に仕上がります。
(※2) 「吟の夢」は、高知県産第一号の酒造好適米です。酒米の雄「山田錦」をもとに、その特性を受け継ぎ、土佐の気候風土にあった酒米が平成10年に誕生しました。適度の酸味とフルーティな香り、軽やかな旨み、キレの良さが特長です。
(※3) 「風鳴子」は高知県産酒造適正米第二号として平成14年に誕生しました。南国・高知県ならではの早期栽培に適しています。個性的な酒造りに期待されています。
酵母
高知県産酵母は平成に入り盛んに研究されています。当社では主に高知県産酵母を使用し、新しい酵母での