日本酒造りは本来とても時間と手間がかかるものです。原料の選別、精米、製麹、仕込み、搾り、すべての工程に妥協せず、熱意を注がなければ本当に美味しい日本酒は作れません。
日本酒の味を左右する要因のひとつが、搾りの圧力加減。「搾り」とは、熟成した「もろみ」をお酒と酒粕に分離させる作業です。美味しい日本酒は、この工程でなるべく圧力をかけずに搾ることが重要です。
現在、多くの酒造メーカーで行なっているのは「薮田式」と呼ばれる搾り機を使用しての圧搾。薮田式はコストや時間を短縮できるというメリットがありますが、機械で一気に圧搾してしまうため、味わいを損ねてしまう恐れがあります。それに対し、片山酒造では創業以来「佐瀬式」という方法を採用してきました。佐瀬式は、「もろみ」をひとつひとつ、人の手で袋詰めし、丹念に積み重ねてから上からゆっくりと圧をかけてお酒を搾ります。一回では少量しか搾り出せないため、この作業を何度も何度も繰り返し、ようやく商品として販売できる量を確保できるのです。もちろん、時間も手間もかかります。現在、栃木県内でこの方式で圧搾している酒造メーカーは1割程度しか存在しません。ですが、あえて私たちはこの方法を続けます。人の手によって丁寧に造られた本来の日本酒の味わいを、より多くの人に知って欲しい。私たち片山酒造が、この方法にこだわり続ける理由がそこにあります
企業
2018.10.24
片山酒造
概要
INFORMATION
企業・団体・個人名 | 片山酒造株式会社 |
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住所 | 〒321-1263 栃木県日光市瀬川146-2 |
電話番号 | 0288-21-0039 |
ホームページ | http://www.kashiwazakari.com/ |
その他情報
原酒柏盛「素顔」(720ml)
原酒柏盛「M」(720ml)
原酒柏盛 純米大吟醸「山ぶき」(720ml)
清酒「日光路」(720ml)
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