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活動内容

2017.11.01

ブータン王室ご用達のケーキ屋「Cafè Luna」の女主人、森山幸恵さん

「 ブータン王室ご用達のケーキ屋「Cafè Luna」の女主人、森山幸恵さんに聞く・・

ボローニャからブータンへ -異文化の狭間で暮らすこと 」
聞き手・波平千種さん
2017年10月27日(金) 午前10時〜 於:東洋美術研究所

(Al Centro Studi d’Arte Estremo-Orientale/ Via Santa Maria Maggiore 1/a-f)
第17回目の「ママのためのレクチャー」はスペシャルゲストに、                               ブータン在住22年の森山幸恵さんをお招きしました。

彼女は、約30年前に日本からボローニャへ留学の後、ブータンから留学していた最愛のご主人と結婚、その後ブータンに渡られました。

現在は首都ティンプーで王室ご用達のケーキ屋「Cafè Luna」の女主人としてお忙しい毎日を送っていらっしゃいます。今回は22年ぶりにお嬢さんを連れてバカンスでボローニャを訪問されていたご本人に特にお願いして、ブータンでの暮らしぶりや家族のことなど、いろいろと貴重なお話を聞かせていただきました。

(尚、ご主人はブータン国王ご夫妻が2011年来日された当時の王室筆頭報道官、ワンチュック・ドルジ氏。)

ブータンという国の歴史、文化、地理、国民性、伝統など、あらゆる観点から興味深いお話をたくさん聞かせていただくことができました。私たちにとっては、はるか遠い国、ブータン。そこに住む人々は、素朴で物欲がなく、とても家族思いなのだそうです。

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学校は義務教育ではないけれど、学生は英語を完璧に習得し、ブータンの言語であるゾンカ語を含め、かなり語学に長けているということ。実際ご一緒された下の娘さん(高校1年生)も英語とゾンカ語だけでなく、ご両親がお話になるイタリア語を理解され、お母様とは日本語と英語で話されるそうです。現在タイの学生寮に入って単身留学中とのこと。

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たくましい森山さんはそんな中、オーダーによるケーキ屋さん『CAFE’ LUNA』を首都ティンプーにオープンし、毎日30個から40個のケーキ作りという、仕事に追われる毎日だそうです。

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今やブータン王室ご用達のケーキ屋さんとしても有名で、お妃様は森山さんのチョコレートケーキが大のお気に入りだということです。

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海外に暮らす私たちにとって、何事にも真摯に向き合われている森山さんの熱意と強さに勇気づけられる思いがしました。何年後かに再びイタリアに戻っていらっしゃる機会があれば、是非ともまた面白いお話を聞かせていただければと思います。有意義なお話に、参加者も大満足の様子でした。森山さん、旅行中に貴重なお時間を割いていただきまして、本当にありがとうございました。

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