渡邉 格 / オーナーシェフ
Itaru Watanabe
1971年東京都東大和市出身。23歳で学者の父とハンガリーに滞在。食と農に興味を持ち、25歳で千葉大学園芸学部に入学。「有機農業と地域通貨」をテーマに卒論を書く。新卒で農産物流通会社に就職するも、 31歳でパン職人の道へ。渡邉格ならではのパンづくりを追求し、麹菌採取の道で目覚める。また、10代でパンクバンドに費やしたエネルギーが、起業後にはパンク的DIYに発展。大工仕事を覚え、可能な限り自力で店の改装を行う。著書に『田舎のパン屋が見つけた「腐る」経済』(講談社)。同書翻訳本が韓国でベストセラーに。台湾、中国でも翻訳され、国内外で講演活動も行っている。
渡邉 麻里子 / 女将
Mariko Watanabe
1978年、東京都世田谷区出身。幼少期から田舎暮らしに憧れ、環境問題に危機感を持ち、東京農工大学農学部で環境社会学を専攻。日本、アメリカ、ニュージーランドの農家や環境教育現場で研修し、食や農の切り口から環境問題に取組む道を模索。卒論では「女性が農村で生きる可能性」について考える。新卒で就職した農産物流通会社で渡邉格と出会い結婚。農産加工場に転職し、販売や広報を担当した後、タルマーリー開業。販売、企画、経理、広報などを担当。また1女1男の母として、田舎での職人的子育てを模索中。